十字架（じゅうじか）って、どんないみがあるんだろう？
「ギロチン」ってしってる？すごくざんこくな死刑（しけい）だよね。
じつは、十字架（じゅうじか）っていうのは、もっともっとざんこくな死刑（しけい）なんだ。

木（き）でつくった死刑（しけい）にいきている人間（にんげん）をねかせて、手（て）と足（あし）に太（ふと）いくぎをうちこむ･･･。

そして、それをたたせる。からだじゅうの血（ち）がながれ、
にくがさけ、ながいながい時間（じかん）、きがくるうようなくるしみの中（なか）で
死（し）んでいくのを、みんなのまえにみせるんです。

だから十字架（じゅうじか）にかけられる人は、とんでもないわるいつみをおかした人（ひと）、
大罪人（だいざいにん）しかいなかったんです。

イエスさまは神（かみ）さまでつみがひとつもありませんでした。
それなのにわたしたちのきたないつみのばつをみがわりにうけるために
十字架（じゅうじか）にかかってくださいました。それは、わたしたちのつみをゆるすためだったのです。

スゴイ愛（あい）ですね。だから、今では「十字架（じゅうじか）」はうつくしい愛（あい）のかたちにみられるようになったのです。