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いじめはどうしてあるの?

 

 テレビやネットのニュースで、よくいじめの記事きじをききます。
あなたのまわりでも、いじめをみたことがあるかもしれません。
こどもだけでなく、おとなのなかにもいじめはあります。
むかしから、いじめや迫害はくがいよわひとをくるしめること)はたくさんおこってきました。


 なかには、なぜいじめがあるのでしょうか?
聖書せいしょから、そのこたえをさがしてみましょう。
聖書せいしょには、かみさまのみことばがかかれています。
聖書せいしょをとおして、かみさまがこたえをおしえてくださるのです。


 聖書せいしょには、こんなことがかかれています。

 「ひとこころなかから、わるかんがえがます。みだらなおこない、ぬすみ、殺人さつじん姦淫かんいん貪欲どんよく悪行あくぎょうあざむき、好色こうしょく、ねたみ、ののしり、高慢こうまんおろかさで・・・」 聖書せいしょ マルコの福音書ふくいんしょ 7しょう21、22せつ

 ここには、たくさんのわるこころがでてきます。ぜんぶ、わたしたちのこころのなかにあるものです。
そのなかに、「高慢こうまん」というこころがでてきました。
高慢こうまん」というのは、じぶんがほかのひとよりもえらい、とおもうこころです。
そして、ほかのだれかを、じぶんよりくだらない、価値かちがない、とおもうようになります。
この「高慢こうまん」というこころが、いじめの原因げんいんになるのです。


 この「高慢こうまん」をますますおおきくしてしまう、ひとつのかんがえがあります。
それは、「進化論しんかろん」というかんがえです。
進化論しんかろん」というのは、アメーバのようなものから、だんだんと進化しんかして人間にんげんになったというかんがえです。
進化論しんかろん」には、つよいものや、自然しぜん環境かんきょうにあったものだけがきのこって、しそんをふやしていく、というかんがえかたがあります。
このかんがえかただと、いきものが進化しんかするために、よわいものや、自然しぜんにあわなかったものは、どんどんほろびていく、ということになります。


 このかんがえかたをしんじて、実現じつげんしようとしたひとがいます。
ヒトラーという人は、ユダヤじんという民族みんぞく迫害はくがいしたひとです。
かれは、「ユダヤじんおとっている民族みんぞくである」といいました。
そして、人間にんげん進化しんかするためには、このユダヤじんをほろぼさなければならないと、自分じぶんくにひとたちにしんじさせたのです。
人々ひとびとは、ユダヤじんをほろぼすのはただしいことだとおもい、たくさんのユダヤじんがざんこくにころされました。


 こんなざんこくなかんがえかたが、ほんとうにただしいのでしょうか?
進化論しんかろん」というのは、ただのかんがえであって、けっしてほんとうのことではありません。
いきものの研究けんきゅうで、からだのこまかいしくみがわかるようになって、進化論しんかろんでは説明せつめいできないことがたくさんでてきているのです。 (ほんとうにサルから進化しんかしたの?



 かみさまは、聖書せいしょのなかで、このようにいっておられます。

 「 わたしのには、あなたは高価こうかたっとい。わたしはあなたをあいしている。」 聖書せいしょ イザヤしょ 43しょう4せつ

 どんなひとも、かみさまにつくられた、たいせつなひとです。
いなくなってもいいというひとは、ひとりもいないのです。

よぞらのほし


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