聖書は世界で最も古い本でありながら、科学文明化した現代の私たちの心にピッタリくる不思議な書物です。
アメリカの大統領アブラハム・リンカーンは、国の平和と幸福をどう導くべきかをデスクの上にある聖書から答えを探し求めていたといわれています。
彼は聖書について次のように述べました。
聖書は「神の御言葉」です。だからこそ人類に多大な影響をもたらすことができたし、現代の私たちの心に慰めと希望を与えることができるのです。では、聖書が「神の御言葉」であると信じる根拠は何でしょうか。
聖書は今でこそ一冊の書物となっていますが、昔は66巻(旧約39巻・新約27巻)の巻物でした。
この巻物は約40人以上の著者たちの手によって書き記され、そして約1600年間(BC1500~AD100)の長い期間をもって完成されたものです。その著者たちは、生きた年代も、身分、階級もばらばらでした。しかしそこに書かれてある内容は統一されており、神ご自身のご性質、罪の教理、救いの方法、人類の歴史、道徳基準の教えのすべてが完全に統一されているのです。
これは実に驚くことです。ここに、聖書の各巻が人間の手によって書かれたことを認めても、その背後にある本当の著者は、聖書が主張している通りに神ご自身であると言うことができるのです。
聖書が「神の御言葉」であると信じる根拠は聖書の預言が一つも外れることなく実現していることです。たくさんの預言がありますが、ここではイエス・キリスト様のことについて預言した箇所を挙げてみました。
イエス様の預言に関することだけで300以上あると言われております。それらが一つも外れることなく100%実現していることは驚きであり、聖書が単なる書物でなく、「神の御言葉」であると言うことができます。