東   ヨシノ (天国へ凱旋された方)
東ヨシノ

私と聖書との出会いは、1980年のことでした。長女から、「お母さん、いろいろと苦労ばかりかけ、何もできませんが感謝の気持ちです。」と聖書をプレゼントされました。

それから1年数ヶ月後、長女は結婚して私達のいた中標津の隣町、別海町へ引っ越してきました。その頃長女たちは毎週のように北見市の教会へ通っていました。私たち夫婦を連れていってくれて、とても楽しい日々が続きました。1990年長女たちが、札幌へ転勤になり、私たちも教会へ行かなくなりました。

その後次女の家族が札幌に住むようになり、私たちも時々札幌に遊びに来ました。次女の家族はクリスチャンなので、会うたびに、「お母さん、イエス様を信じてください、イエス様を信じるだけで救われます。人は信じられないけれど、イエス様は絶対に裏切ったり、うそを言ったりしません。」と勧められました。でもなかなか信じる事はできませんでした。イエス様を宗教と思っていたので、以前、仏教の事や近所付き合いなどでいろいろあったことを思い、不安だったのです。

ところが、突然が2000年5月24日、朝入浴中に倒れました。救急車で中標津の病院へ運ばれ、脳梗塞と診断されました。移動は無理と言われましたが、子供たちの協力と孫たちの励ましで、中標津から釧路へ、また札幌の病院、と転院しました。その結果、医者もその回復ぶりに驚くほどになりました。

次女から「教会の皆さんが、お父さんのために、イエス様に祈ってくださったからですよ。」と言われ、教会に行きました。牧師先生が聖書のルカの福音書16章19節~31節からお話になられました。

その時です、神様は牧師先生を通して、私のために、このみ言葉をお話になられたのだと気付き、心にとまりました。主イエス様は生きておられ、こんな罪深く傲慢で、身勝手な私をも愛し導いて下さるのは実際の事と思い、主イエス様を信じる決心をしました。

主イエス様は私の罪を背負い十字架にかかり3日目に復活され、主イエス様を信じた私を地獄から救って下さいました。

そして、永遠の天国へ導かれる、この大きな愛に感謝いたします。