本当の悔い改め

W、方向転換を決意した放蕩息子(20節前半)

彼は意地を張って生きることを止めました。彼はどん底の生活を体験してみて、はじめて親の存在のありがたさを知ったのです。そして父に対する自分の態度がどれほど愚かであったかを認めたのです。彼は「飢え死に」するより、父のところに戻って罪を告白し、雇人のひとりにでもしていただこうと決心しました。その心は「あなたの子と呼ばれる資格はありません。」でした。この姿勢こそ真の悔い改めです。

私たちもまた神にそうすべきではないでしょうか。

私たちは実際、神に生かされなければ生きていけない者です。なぜなら、いのちは神からくるからです。それなのに、私たちは神を無視し、自分の欲望に仕え、やがては永遠の地獄に落ちるという生き方は、決して賢明とは思いません。今こそ、真の神に立ち返ろうではありませんか。

「それとも、神の慈愛があなたを悔い改めに導くことも知らないで、その豊かな慈愛と忍耐と寛容とを軽んじているのですか。 」(ローマ2:4)

X、父の愛と神の救い(20〜24節)

父を父とも思わず、放蕩に身をくずして、身も心も汚して帰ってきたこの放蕩息子を父は喜んで迎え入れました。父は放蕩三昧に遊んできたこの息子を叱り飛ばさず、むしろ、涙と口づけとゆるしを持って迎え入れたのです。そればかりか、祝宴まで開いて、指輪と最上の服を着せて祝福したのです。これは失った息子の権利回復のしるしです。何と大きな父の愛ではないでしょうか。

この父の愛こそが、神の私たちへの愛と救いを教えているのです。神は放蕩息子を迎え入れた父のように、神に帰る私たちを喜んで迎え入れてくださるのです。そのために、私たちの罪のゆるしを、神は用意してくださいました。(ローマ5:8を読んで下さい)

神に背き身も心も汚れた私たちを神は見捨てられませんでした。その証拠に、神はご自分の愛する御子をこの世に遣わして、私たちの罪を御子の上に置き、身代わりとして罰されました。父はご自分の愛する御子によって私たちの罪を清算されたのです。そして死後三日目に墓の中から肉体をもって復活させられました。それは、イエス・キリストをより頼む信仰者を地獄のさばきより救い、天国へ行ける者とするためでした。 

私たちがしなければならないことはただ一つです。それは神に背く人生を悔い改め、私たちの身代わりとって十字架で死に、三日目に復活されたイエス・キリストを心から信じることです。神は誰でも愛し、天国へ帰ってくることを待ち望んでおられます。この父の愛に、あなたは何と答えるのが正しいでしょうか。

 

「神は、実に、そのひとり子(イエス・キリスト)をお与えになったほどに、世(私たちひとりひとり)を愛された。それは御子(イエス・キリスト)を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(ヨハネの福音書3:16)

イエス様を信じるなら、罪赦され心に平安が与えられます。またイエス様は私たちに生きる目的も教えてくださり、むなしい人生からも解放してくださるお方です。

質問:
@イエス様を信じるだけで救われると思いますか? はい・いいえ・わからない
A地獄があると思いますか? はい・いいえ・わからない
B自分は地獄に行くほどの罪人だと思いますか? はい・いいえ・わからない
Cあなたを愛しておられる神様の愛がわかりますか? はい・いいえ・わからない
D悔い改めて神様のもとに帰りますか? はい・いいえ・わからない
Eあなたを愛してくださっている神様に感謝しますか? はい・いいえ・わからない 
Fイエス様を信じますか?または、信じていますか?
G何かご質問があればご自由にお書きください。

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