聖書は次のように語っています。
「人の心の中から、悪い考えが出て来ます。淫らな行い、盗み、殺人、姦淫、貪欲、悪行、欺き、好色、ねたみ、ののしり、高慢、愚かさで、これらの悪は...」(聖書 マルコの福音書 7章21-23節)
私たちは神様の御前において罪人です。しかも、その罪は確実に裁かれるのです。その裁きとは永遠の地獄であると聖書は警告しています。ですから、その罪を持ったままでは神様のところへ返ることができません。ところが聖書に、
「神は、罪を知らない方(イエス・キリスト)を私たちのために罪とされました。それは、私たちがこの方にあって神の義となるためです。」(聖書 コリント人への手紙第二 5章21節)
と罪人の救いの道を神様はご用意されたのです。「イエス」という名の意味は「私たちを罪から救う」です。
イエス様は、私たちの身代わりとなって、十字架の上で罪に対する刑罰のすべてを引き受けて下さいました。御子の罪なき血潮が流され、死なれたことで、罪人に対する刑罰は終わりました。そのことの確証として、墓に葬られたイエス様は、三日目の朝早くに死の力を打ち破って復活され、ご自分こそが救い主であることを明らかにされたのです。
ですから、今、イエス・キリストを信じる者はだれでも、罪の赦しと永遠のいのちが与えられます。もちろん、罪の刑罰の場所である地獄へ落ちる心配もなくなるのです。聖書は続けて教えています。
「結局のところ、...神を恐れよ。神の命令を守れ。これが人間にとってすべてである。」(聖書 伝道者の書 21章13節)
「神の命令」とは、私たちが神様に立ち返り、イエス・キリストをご自分の救い主と信じる意味のことです。そうすれば、罪が赦され、永遠のいのちを持ち、死後は天国に必ず入るのです。これこそ、「人間の原点に返る」ということです。