これが、私たち人間の現実の姿なのです。どうしてこんな世の中になってしまったのか...それは人間が神様から離れてしまったからです。
それだけではありません。人間の罪は死後に、地獄で必ず裁かれるのです。聖書は次のように警告しています。
「彼らは、そのような行いをする者たちが死に値するという神の定めを知りながら、自らそれを行っているだけでなく、それを行う者たちに同意もしているのです。」(聖書 ローマ人への手紙 1章32節)
「人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっている」(聖書 ヘブル人への手紙 9章27節)
私たちが日常生活の中で何気なく行っていることも、真の神様から見るなら大変恐ろしい罪であるのです。そればかりか、真の神様がご存在されるのに、その神様を認めず無視して歩むことほど、神様に対する大きな罪はないのです。ですから、私たち人間は神様の前に誰一人として正しい者でなく、自分自身の罪のために裁かれて当然であるのです。
このことは、認める認めないとに係わらず、将来、必ず私たちに訪れる事実なのです。だから人間は死を恐れるのです。
私たちは、この悲劇的な将来の事実から救っていただく必要があります。どうしたらいいのでしょうか。
聖書は次のように語っています。
「神の恵みにより、キリスト・イエスによる贖いを通して、価なしに義と認められるからです。」(聖書 ローマ人への手紙 3章24節)
「神は、実に、そのひとり子(イエス・キリスト)をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(聖書 ヨハネの福音書 3章16節)
神様は、罪人である私たちをこよなく愛しておられます。しかし、罪は憎んでおられます。私たちが地獄に墜ちる理由は、私たちの罪が原因しています。
そこで、神様は、私たち罪人を永遠の地獄から救うために、ご自分のひとり子であられるイエス・キリスト様をこの世に遣わされました。それはイエス・キリスト様を私たちの罪の罰の身代わりとして、あの恐ろしい十字架につけてくださるためであったのです。