不思議な人体の知恵~死はカラダにプログラムされている~
5. 死を準備する臓器・胸腺
リンパ球が訓練される胸腺は、生まれてすぐから、縮み始めて、60代でほとんどなくなるのよね。
年をとって胸腺が萎縮→リンパ球が訓練されなくなる→敵を見分ける力が低下→リンパ球は自分自身を攻撃し始める!
守ってくれるはずのリンパ球から、攻撃されてしまうのよ。
老人の肝臓などの内臓を顕微鏡で見てみると、リンパ球が入り込んで来ているのはそのためね。
-年をとると胸腺は縮み内蔵にリンパ球が攻め込みます- |
リンパ球に攻撃されると、内臓は弱って老化してしまうの。
胸腺は老化を、死を、準備する時計と言えるわね。それも、生まれてすぐから死への時を刻んでいるわ。